追憶 Osaka Tango meets Leonardo Pastore

公演名：

追憶 Osaka Tango meets Leonardo Pastore

日時：

2024年3月31日（日）

17:00-開場

17:30-開演

場所：

大阪市中央公会堂 大集会室

〒530-0005 大阪市北区中之島1丁目1番27号

Tel :06-6208-2002

入場料

前売券:￥4,000

《前売券販売》

・チケット P-code:262-647

本公演は3/21(木)〜3/24(日)に福岡で開催する「第9回桜タンゴフェスティバル」の国際交流活動の一環として開催されます。

様々な角度からタンゴの魅力を体験していただけるプログラムをご用意していますので、こちらも是非お楽しみください。

「追憶」

『ポルテーニヨはそれぞれ、己の中にガルデルを宿している』

ラテングラミー賞ノミネート(2016)レオナルド・パストーレと国内気鋭タンゴミュージシャンが奏でる今からおよそ100年前、SNSなどなかった時代、貧しい未婚の母に連れられブエノスアイレスにやってきた移民の青年の歌声が国境を越え、大陸を渡り、世界の人々を魅了していました。

その名は、カルロス・ガルテル。

当時、ダンスの伴奏的な存在でしかなかったタンゴ音楽に歌の世界を確立し、歌唱タンゴとして発展させたガルデル。

その魅惑的な歌声、卓越したスタイルと歌唱表現の評判は瞬く間にハリウッド映画界にも広まり、俳優として数々の作品に出演し、歌唱を披露します。歌唱力に加え、エレガントで二枚目風貌が相まって人気はうなぎ上り。

しかし、人気絶頂にあった 1935年、ニューヨークからアルゼンチンへと戻る道中、飛行機墜落事故でガルデルは命を落とします。ブエノスアイレスはに服し、パリは静寂に沈み、ニューヨークでは1週間にわたる通夜が行われました。それほどにも彼は愛され、チャップリン、フランク・シナトどの著名人たちと交流する華やかな姿は、夢を抱いて新天地へやってきた移民達にとって"成功"の象徴、憧れそのものだったでしょう。

歌謡ジャンルとしてのタンゴを確立した彼の功績は偉大です。しかし、それ以上に注目すべきは、新しい言い回しや俗語、生活習慣、人生の価値観を取り入れたガルデルの歌が新しい文化となり、アルゼンチンという国家のアイデンティティの文化的基盤を築いたことにあります。

今回の公演は、そんなガルテルに敬意を払い、タンゴ歌手レオナルド・パストーレ、ピアニスト兼音楽ディレクターのエルナン・マラゴリをブエノスアイレスから別ゲストに迎え、国内在住の気鋭のミュージシャンと豪華競演で贈る音楽のショーケース。そして国内外で活躍するタンゴダンサーがその音楽を彩ります。カルロス・ガルテルが活躍したタンゴ黄金時代へタイムスリップしたかのようなステージをどうぞお楽しみください。

レオナルド・パストーレアルゼンチンを代表するシンガー・ソングライター兼音楽プロテューサーのレオン・ヒエコに、『初めてレオナルドが歌う

ガルテルの歌を聴いたとき、ガルデルに近いと感じた。メルセデス・ソーサに次いで、人生で聴いた最高の歌手だ」と言わしめたタンゴ欧手。

2015年、レオン・ヒエコのプロデュースでカルロス・ガルデルに捧げるアルバム『CAROSGARDEL ORIGINAL」をリリースし、翌年ラテングラミー賞にノミネートされる。

エルナン・マラゴリアルゼンチン出身のピアニスト、作曲家、アレンジャー。エクアドルではメルセデス・ソーサ追悼ステージでレオン・ヒエコ、

ピクトル・エレディア、ピエロらと共演。

ソプラノ歌手アンドレア・ショール、カロリーナ・ベレリッティ、ジャカーレ・マンソ、フラメンコ歌手バルドメロ・カディスなど多数のアーティストのステージ、録音に参加している。

この公演は、ブエノスアイレスから、レオナルド・パストーレ (タンゴ歌手／メインシンガー) エルナン・マラゴリ (ピアニスト兼音楽ディレクター)をゲストに、

＜国内外で活躍するタンゴダンサー＞ Doichan & Yukarin 亮 & 葉月 Shinji & Natsune

＜国内在住の気鋭のミュージシャン＞ Kansai Tango Orquesta ASTRORICO Tango Symposion

と豪華競演で贈る音楽のショーケースになります。